第14話「時間よ,とまれ」

チルダ「数年内には景気の低迷は終わります、大丈夫です。で、私への質問ってなんです?」
ブライト「僕らは雇用制度改革派ではありません。なのに、どうしてあなた方の補給を受け、こうして修理まで」
チルダ「雇用制度改革派もリフレ派を捨てたりはしませんし、ここにもコメントを送るつもりはあります。けれど、情報学環での大きな作戦の予定があります。それに、現実に実戦に耐えているあなた方に余分なコメントをまわせるほど社会学は楽ではないのです」
ブライト「そんなにひどいのですか」
チルダ「ラヂオも似たようなものです。それに、今はリフレ派は景気回復が第一の任務になっています」
ブライト「景気回復?」
チルダ「ええ。日銀よりアマチュアの方が面白い作戦を考えるものです。それを苺の過去ログから拾いだす」
ブライト「じゃあ、わざと我々を放っておいてモルモットにしている?」
チルダ「モルモットはお嫌?ブライト少尉」
ブライト「命令として受けてはおりません。少尉?僕が?」
チルダ「ええ、バーナンキ将軍がそうおっしゃってますよ。そのうち通知があるでしょう」
ブライト「いちいち勝手ですね」
チルダバーナンキ将軍がいらっしゃらなければあなたはとっくの昔に死刑ですよ」
ブライト「し、死刑?」
チルダ「ええ」