続報:(株)ハナヤマの広告担当者はAERAに転職すべき
上記エントリのあと気になって調べてみたところ、この商品は(株)ハナヤマという会社が作っていることがわかった。そして同社はほかにも様々なポータブルゲーム商品を出していることが判明。
そしていま僕はこれらの商品のキャッチコピーに感動を禁じえない。
- 楽しいひとときに待ったなし!
- ポータブル 将棋(レギュラーサイズ)
- 白黒はっきりしたいあなた達へ。
- ポータブル リバーシ(レギュラーサイズ)
- 石に意思をこめて。
- ポータブル 囲碁十九路盤(ビッグサイズ)
- 急がばトビまわれ。
- ポータブル ダイヤモンド(ビッグサイズ)
- 表裏なく楽しめる。
- ポータブル リバーシ(ビッグサイズ)
この一連の文脈を知らないままに「詰まらない面白さ」に出会ってしまったがための断絶だったのだ。このコピーを考えた「誰か」は、それぞれのゲームの本質を、その宇宙を、この短いコピーの中に余すところなく掬い取ろうとしたのである。
これらのコピーを見て回るうちにふと戸外で誰かが我が名を呼んでいることに気付いた。声に応じて外へ出て見ると、声は闇の中から頻りに自分を招く。覚えず、自分は声を追うて走り出した。無我夢中で駈けて行く中に、何時しか途は山林に入り、しかも、知らぬ間に自分は左右の手で地を攫んで走っていた。何か身体中に力が充ち満ちたような感じで、軽々と岩石を跳び越えて行った。気が付くと、手先や肱のあたりに毛を生じているらしい。少し明るくなってから、谷川に臨んで姿を映して見ると、既に虎となっていた・・・
つか一回り小さいレギュラーサイズ買えばよかったな。