テクニカル株取引の運用実績、というか焼死体


テクニカルで短期売買の運用をした場合、基本的にはゼロサムなので勝った人・負けた人がおおよそ半々で出てくるはず(マーケット全体の変動分を除いたとしての話だが)。そんな夢のない素敵な実験をしているサイトがあった。


スーパー・カブロボ大会サイト
⇒ http://www.kaburobo.jp/


今回のコンテストに参加しているプログラムは全部で2,236。これに上位1000プログラムの運用成績が掲載されているランキングページがある。


で、2006/10/30現在、プラスで運用できているのは492体(スタート時点から資産の増減が無いものを含めると544体)。すでに1,692体(75.7%)のプログラムは損してます。あらまあ。


ちなみに5,000万円でスタートして、現在の上位1000位までの平均資産残高は「約5,043万円」*1日経平均をみてみると、このコンテストがスタートした9/1の終値が「16,134.25円」、今日(10/30)の終値が「16,351.85円」。仮に5,000万円をまんま日経225に突っ込んでた場合(手数料は除く)、今日現在の理論残高は「5,067万円」。負けてどうする。


これ、参加プログラム全体の運用実績データ欲しいなあ。多分トータルの運用実績はマーケット全体よりアンダーパフォームしてると思うんだよな。


というかまあこれは短期売買の期待値を考えれば当たり前の話なんだが、しゃれにならんなと思うのは次の一節。


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*1:ということは下位を含めた全体でみるともっと低くなる