周辺情報その1:新聞社はまだまだ大丈夫なんじゃね?

新聞社の発行部数減はそんなに深刻ではないという話(in USA)


⇒ Freakonomics Blog » Newspaper Circulation Drops Not So Bad?


アメリカの話ではあるが新聞の部数が減ったと騒いでいるが、実はもともと収益に貢献してなかった水増し分が減っただけで、コアの読者が減っているとは限らないという話。日本にそのまま当てはめるには相当無理があるが、まあ一応参考までに。


ちなみにこのエントリで挙げられている水増し分とは以下の三つ。

Vanity circulation
「見栄部数」とでも訳すのか。ようはコアのマーケットから離れた大してシェアも無い地域から撤退しているということらしい。広告主も見かけの部数よりきちんとターゲットを絞った顧客数のほうを評価するようになったということらしい。
Discount circulation
「安売り部数」とでも訳すか。正規料金を払っている購読者は全体の60%らしい。残りの40%は部数を維持するためのディスカウント購読者。新聞社がこの部分を切り捨てることに広告主も理解を示しているらしい。
Third-party circulation
「委託販売部数」とでも訳すのかな。部数拡大のためにホテルやカーディーラーに安値で卸してタダで配ってもらっていた部分をやめたという話。