情報処理 2015年01月号
ちと調べ物で。
この号のシンギュラリティ特集は色々と面白かった(ちょっと記事内容の重複が多いなとは感じたが)。久々に郡司ペギオ幸夫氏のお名前を見かけたりしてほうと声が出たり。あ、人口知性戦争の分類でいえば、わたくしおそらく楽観的宇宙派です。「『超知性』は多分出来ないし、仮に出来てもすぐに人間を相手にするのがバカバカしくなって【42】とディスプレイに表示して人間の相手はやめるだろう」と思ってるからです。「ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)」とか、「太陽の簒奪者 (ハヤカワJA)」とか。ドイッチュあたりからは「この隠れ帰納主義者の地球派め!」と罵倒されるかもですが。
それよりもちょうどタイミングを同じくして放送されたhttp://www.nhk.or.jp/nextworld/の第一回の放送内容にげんなりしたのをここに記しておきたい。インタビューなどはかなり充実してて良かったんだが、ドラマが最悪。主人公が使うコンシェルジュAIのUIがすべて「○○の可能性がx%に上昇しました」というもの。人間にとってパーセント表示(とその増加減少)の認知・理解ってすごく難しいと思う。視聴率しか見てないテレビ関係者にはそのへんの想像力はないんだろうかなあ。
- 出版社/メーカー: 情報処理学会
- 発売日: 2014/12/15
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