2015-06-17から1日間の記事一覧

数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学

読み終えた直後にこんなニュースが。 ⇒量子もつれが時空を形成する仕組みを解明〜重力を含む究極の統一理論への新しい視点〜 | Kavli IPMU-カブリ数物連携宇宙研究機構 そもそもはtwitterで見かけて、著者のブログを見て、さらにタイトルに惹かれてポチった…

エドノミクス~歴史と時代劇で今を知る

軽い気持ちで読み始めたんだけど、想像以上に経済学の本で面白かった。著者二人が高校の同窓生というオチも驚きだった。 この本読んで260年間という冷静に考えればえらい長い期間を「江戸時代」とひとくくりにしてしまってることに気づいたですよ。この長い…

それでも金融はすばらしい: 人類最強の発明で世界の難問を解く。

pp.459-473にわたる15ページの「訳者あとがき」を読めばある意味事足りるのではないか。 全部を頭から通読するというよりは、あとがきを読んだ上で個別の論点で気になったところを読むという読み方でいい気がする。 で、中身について言えば「最近楽観的に物…

経営戦略全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)

時代時代で変遷する様々な経営戦略理論を、「ケイパビリティ」と「ポジショニング」の2つの考え方の間を揺れる振り子として構造化した著者の慧眼が素晴らしい。 が、以前取り上げた「世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロ…

経済学者、未来を語る: 新「わが孫たちの経済的可能性」

以前リストに書いた時の短評をほぼ再掲。 「きちんとした書き手が予想する未来図」的な本をここ数ヶ月かなりの数読んだんだが、総じて皆「楽観的」に未来を考えているのが共通してて面白かった。「人類は今までもたくさん問題を起こしてきが、それになんとか…

脱・店舗化するリテール金融戦略: バンクからバンキングの時代へ

んー、原著が出版されたのは2012年12月。当時としては「これからのリテール金融の潮流」としてかなり正確に近未来を見通した本だった。が、2015年に読むとただの「答え合わせ」をしている気分になってしまう。当然ながら著者の責任ではない(褒めてる)。 こ…

ためすぎるのはよくないです

今日明日あたりでちょっとログを吐き出すよー。